夜間転倒を防ぐ!見守りセンサー体験と、寝不足を救うもう一つの選択

みなさん、毎日の介護、本当にお疲れ様です。
夜、お布団に入っても「親が一人でトイレに立って転びはしないか」と心配で、深く眠れない夜を過ごしていませんか?

一瞬たりとも気が抜けない在宅介護。特に深夜のトイレ対応は、肉体的にも精神的にも本当にすり減ってしまいますよね。「自分の体がいつまで持つだろう…」そんな不安を抱えながら、毎日一生懸命がんばっているあなたへ。

この記事では、骨折からなんとか歩けるまでに回復した私の母の事例をもとに、夜間の転倒リスクを減らすリアルな対策と、介護する側の睡眠を守るための具体的な解決策をお届けします。これを読めば、親の安全を守りつつ、あなた自身も朝までぐっすり眠れるヒントがきっと見つかりますよ。

【 目 次 】
1. やっと歩けるようになったけれど…ぎこちない歩行が引き起こす「再転倒」への恐怖
2. 「スタンダードシリーズ つながるモデル」を使ってみた!リアルな感想と直面した小さな問題
3. 深夜に何度も鳴り響くチャイム…続く寝不足と翌朝を襲う「つらい頭痛」
4. 私の身体を守るための決断!ベッド横にポータブルトイレを置くという安心の選択
5. まとめ:介護で一番大切なのは、あなたが倒れないこと

やっと歩けるようになったけれど…ぎこちない歩行が引き起こす「再転倒」への恐怖

私の母は以前、骨折をしてしまい一時は歩くのが難しかったのですが、リハビリのおかげでなんとか自力でトイレまで歩けるようになりました。でも、その歩き方はまだまだおぼつかなく、見ていてハラハラするほど「ぎこちない」状態です。

実は、一度骨折を経験した高齢者にとって、一番怖いのが「再転倒」です。一言でいうと、せっかくここまで回復したリハビリの成果や筋力が、もう一度転ぶことで一瞬にして台無しになってしまうからです。なぜなら、再び骨折をしてしまうと、今度は本当に寝たきりの状態(要介護状態が重くなること)になってしまうリスクが非常に高いからです。

特にトイレの動作において、エネルギーを一番使い、最も転倒のリスクが高いのが「立ち上がり」と「座り込み」の瞬間です。足腰の力が弱くなっていると、お辞儀をするように上半身を前に倒す勢いがうまく使えず、ドスンと尻もちをつくように座ってしまったり、立ち上がる時にバランスを崩したりしがちです。

だからこそ、「夜中に一人で立たせるわけにはいかない」と、母がトイレに行く時にはどうしても付きっきりの介助が必要でした。

「スタンダードシリーズ つながるモデル」を使ってみた!リアルな感想と直面した小さな問題

スタンダードシリーズ つながるモデル

深夜の起き上がりを素早く察知するために、ケアAIの「スタンダードシリーズ つながるモデル」という見守りセンサーを導入してみました。

これは、ベッドの足元などに置いた非接触のセンサーマットが人の動きを感知し、離れた部屋にいる家族へ音楽やチャイムで知らせてくれる仕組みです。

実際に使ってみると、母がベッドから足を下ろしてトイレに行こうとした瞬間、確かに私の手元でお知らせの音楽がしっかり鳴ってくれます。これなら、母が一人で歩き始めて転倒してしまう前に部屋に駆けつけることができるので、見守りの心強い味方になってくれました。

しかし、しばらく使っていくうちに、少し気になる「問題」も出てきました。 母が本当に「トイレに行こうとして立ち上がる時」だけでなく、寝返りを打って偶然マットの端に足が乗ってしまった時や、ベッドの上で少し姿勢を変えただけの時にも、センサーが反応して音楽が鳴ってしまうのです。

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深夜に何度も鳴り響くチャイム…続く寝不足と翌朝を襲う「つらい頭痛」

「あ、起きた!」と思って慌てて母の部屋へ駆けつけても、本人はすやすやと眠っている…ということが度々ありました。安全第一の仕組みなので空振りの通知があるのは仕方のないことなのですが、介護する側としてはその都度心臓がドキッとしてしまい、緊張状態が続いてしまうのが少し困りものでした。

母は夜間頻尿の傾向があり、深夜に多い時は3回以上もトイレに立ちます。これは高齢の方によく見られる症状で、お薬の影響や膀胱の機能変化など原因は様々ですが、とにかく夜中に何度も目が覚めてしまいます。

その度にセンサーの音楽が鳴り、私は布団から飛び起きてトイレの介助へ向かいます。これが一晩に何度も繰り返されると、当然ですが私は激しい寝不足になってしまいます。

寝不足が続くと、翌朝には頭がズキズキと重く痛むようになり、日中も疲労困憊で「もう何もしたくない…」と、家事や介護の手が止まってしまうほど限界を迎えていました。

介護において、何よりも優先すべきは「共倒れを防ぐこと」です。介護をする人が心身ともに健康でなければ、在宅での生活は成り立ちません。親の安全を守りたいという一心でがんばっていても、自分の身体が悲鳴を上げている今の状態は、決して持続可能ではないと感じました。

私の身体を守るための決断!ベッド横にポータブルトイレを置くという安心の選択

「このままでは私の身体が持たない」そう痛感した私が選んだ次のステップは、トイレまで歩くのをやめ、ベッドのすぐ横に「ポータブルトイレ」を設置することでした。

部屋を出て長い廊下を歩く必要が一切なくなるため、移動中の転倒の心配はゼロになります。ベッドからお尻を少しスライドさせるだけで安全に座ることができる環境を作れば、夜間の見守りへの緊張感もグッと和らぎます。

もしポータブルトイレを選ぶなら、ネット通販などで「ひじ掛け跳ね上げ機能付き」「座面の高さ調節可能」といったキーワードで検索してみてください。ひじ掛けが上や後ろに跳ね上がるタイプなら、一度立ち上がって体を反転させる必要がなく、ベッドからそのまま横移動で移乗できるので安全です。また、座面を少し高めに設定しておけば、脚力が落ちている親でも楽に立ち上がることができます。

「お部屋の中にトイレを置くなんて、においやお手入れが心配…」と思われるかもしれません。 そんな時は、市販のポータブルトイレ専用の処理袋(ネット通販や大きめのドラッグストアの介護用品コーナーにある『すっきりポイ』など)をバケツにあらかじめ被せておくのがおすすめです。排泄が終わったら袋をキュッと結んで燃えるゴミとして捨てるだけなので、バケツを毎回洗う手間のストレスが驚くほど軽くなりますよ。

まとめ:介護で一番大切なのは、あなたが倒れないこと

親を想う優しさから、「私ががんばって夜も介助すればいいんだ」と無理を重ねてしまう気持ちは本当によく分かります。でも、介護は長期戦です。あなたが寝不足で倒れてしまっては、お母様も悲しんでしまいますよね。

便利な見守りセンサーを使って安全を確認するのも一つの方法ですが、それで介護者の睡眠が削られてしまうなら、思い切って「夜だけはポータブルトイレに頼る」というように、環境そのものを変えてしまうのがベストな解決策になることもあります。

介護の手を少しだけ抜くこと、福祉用具に頼ることは、決して悪いことではありません。むしろ、お互いが笑顔で明日を迎えるための賢い選択です。

どうか一人で抱え込まず、まずはベッドサイドの環境づくりから見直してみてはいかがでしょうか。今夜こそ、あなたが少しでも長く、心穏やかに眠れますように。

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